流産率の低下と着床率の向上を目的とする着床前診断を推進する会

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42歳・女性

2018.04.09

アメリカ在住の42歳です。
初回の採卵で4個の胚盤胞を染色体スクリーニングに出し、幸い1個染色体正常卵がありましたが残念ながら化学流産となり、来月2回目の採卵を控えています。次回も染色体スクリーニングは受ける予定です。
アメリカでは、PGD、PGS、卵子提供、精子提供、など自己責任で患者が選択できます。そして30代後半になると「出産というゴールに向かってならこれが一番合理的」とドクターが普通に卵子提供を勧めてくるので、私のように40代で自己卵子を使いたいというのは少数派です。
私は日本の治療を知りませんが、正直アメリカよりクリニックの敷居が低く、丁寧で、行き届いたケアが出来ているように感じています。体外受精の技術も世界トップクラス、40代での不妊治療数も増えているのに日本で着床前診断は認められていないという事を知った時には驚きました。現に傷つき、辛い思いをしている女性達はたくさん居るのにそれを見て見ぬふり?実際前回の採卵時、隣のベッドが日本から来られた女性でした。染色体スクリーニングを受ける為、数回渡米するのにどれだけのパワーとお金を使われたんだろうと思うと頭の下がる思いでした。
幸い私は染色体スクリーニングを選択できる環境にあります。前回は残念な結果でしたが、まだ正常卵がとれる可能性があるという事実が次回の採卵を決意させました。女性を守るために染色体スクリーニングは「選択」として必要です。「いのちの選別」でなく新たないのちへ繋がる方法として、日本でも染色体スクリーニングを「選択」できる日が1日も早く来てほしいと願います。