お知らせ
女性
2018.03.29
3回流産を繰り返し、きちんと不妊治療を始めようと思った矢先自然妊娠。産まれた子供は18トリソミーでした。頑張ってくれましたが生後5ヶ月でお空に帰っていきました。再び悲しい思いをしたくない、でもどうしてももう一度子供を授かりたいという思いと当時39歳で妊娠するには既に高齢な事から着床前診断を受ける決意をしました。不妊治療中、毎回採卵できるのは1,2個で胚盤胞まで育つのはその半分位でした。2年半の間に十数個の胚盤胞を着床前診断していただきましたが正常胚は最後に採卵した一つだけ。他は全て異常胚でした。着床前診断を実際に受けるまで、一つの胚で複数の染色体異常が同時に起こる事を知らず、毎回複数の異常を知らせる結果を見る度に、正常胚が出来ることは奇跡に等しいと実感しました。年齢的なタイムリミットもあって、もし着床前診断を受けずに治療初期からできた胚盤胞を次々に移植していたら…きっと度重なる流産で心も身体も傷付き、恐らく子供を諦めていた事と思います。ただでさえ辛い不妊治療で更に辛い思いを敢えてする事はない、そう強く思います。幸いにもその1つが着床し子供を授かる事ができました。感謝の気持ちで一杯です。